自然環境や人に良い影響をもたらします!壁面緑化の基本と効果をご紹介

壁面緑化ってなんだろう?

壁面緑化とは、ビルや学校や病院といった施設の壁に植物を植え付ける施工を指します。従来の目的はヒートアイランド現象の緩和や大気浄化といった環境改善にありました。しかし最近は野鳥や昆虫類の数を増やしたり、紫外線から建物を守ることで寿命を延ばす効果も見つかっているんですよ。人に対しては、緑による癒やし効果や子供の情操教育、アロマテラピー効果などを見込めます。いずれにしても、非常に沢山の効果が見込めるため、壁面緑化の施工数は年々増加傾向にあります。

壁面緑化にはどんな工法があるの?

一口に壁面緑化といっても、その工法は様々。一般家庭でも可能な工法は、ツタ類と金網を使ったものでしょう。ツタ類の植物を金網に絡ませるようにして育て壁面を覆います。業者の多くが採用している工法はユニットタイプ。あらかじめ植物が植え付けられているパネルを、壁面に貼り付けていきます。メンテナンス性に優れており、一部のパネルが枯れてしまってもすぐに取り替えることが可能です。珍しい工法として、コケを壁面に直接塗布するものや、コケの付いたタイルを貼り付けるものがあります。

壁面緑化がもたらす効果

壁面緑化は、大きな省エネ効果をもたらします。建物や工法によって多少上下しますが、真夏日においては9割近い断熱効果を得られるんですよ。熱だけでなく騒音も大きくカットできます。二酸化炭素削減効果も非常に高く、100平方メートルを緑化した場合、年間約300キログラムの二酸化炭素を減らせます。ただし、その効果を維持していくためにはメンテナンスが欠かせません。害虫対策や定期的な剪定を滞りなく行うためにも、しっかりとしたスケジュールを作りましょう。

構造物の壁に植物を植えることを壁面緑化といいます。都心部に起こりやすいヒートアイランド現象や二酸化炭素の削減など、環境面で優れた効果があります。